2019年春ドラマ

【ミストレス】9話のあらすじ(ネタバレ)と感想「香織(長谷川京子)の元に警察が…!」

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ドラマ「ミストレス~女たちの秘密~」第9話が2019年6月14日(金)に放送されました。

秘密が暴かれ、追い詰められていく女たち。

サブタイトルが「逆襲」___誰が、何のために、どう逆襲を果たしていくのか…?

もうここまでで、十分に業の深いことを積み重ねてきた四人の身に、いったい何が起こるというのでしょう?

前回の最後に流れた予告で、香織(長谷川京子)のクリニックに警察がやってきたことが明らかにされています。

木戸の妻・佳恵(麻生祐未)が夫と息子の貴志(杉野遥亮)を奪われたことに対しての、それは逆襲なのか…?!

放送までの一週間が本当に長かったです!

ここでは、「ミストレス」第9話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声(評価評判)を紹介していきます。

ミストレス~女たちの秘密~
【ミストレス~女たちの秘密~】キャスト(出演者)紹介!長谷川京子ら4人の女性がリンクするオンナたちの本音前クールの「トクサツガガガ」や文化庁芸術祭で大賞を獲った「透明なゆりかご」など丁寧な作りでドラマ好きからの評価も高いNHKドラマ10。 ...

【ミストレス】9話のあらすじ(ネタバレ)

傷を持つ女たち

樹里(大政絢)は友達として握手を交わしたはずの玲との関係が復活し、浮かれていました。

デリバリーで大量の料理を受け取り、お酒を冷やしてその来訪を待っていた時、思わぬ客人が訪れました。

死にそうな顔をした冴子(玄理)が、スーツケースを引きずって亡霊のように立っていたのです。

「しばらく泊めてもらっても良い?」

呆然とする樹里に、彼女は言いました。

「…言っちゃった。おなかの赤ちゃんのこと…」
「うっそ…」
「もうダメ…頭ん中、真っ白…」

その時初めて来客のためのテーブルがしつらえられていることに気づいた冴子ですが、樹里の優先順位は決まっていました。

「いいよ、キャンセルする!」
そう言って、樹里は冴子を部屋に匿うように残し、自分は外でデートすることに決めたのです。

「あなたさえいなかったら、こんなことにはならなかった!」
佳恵から放たれた言葉は香織の心を抉りました。
木戸の家族を崩壊させたのは確かに自分なのだと思い知らされたのです。

夕暮れ時、物思いに沈んでいた彼女の前に現れたのは、二人の男。

世田谷西署刑事課の山下(堀部圭亮)と名乗った男らは、木戸の死因について聞きたいことがある、と言いました。

佳恵は警察に自殺ほう助で訴え出たのです。

そのことを責める貴志に、彼女は言いました。

「あなたがあんなことを言ったからよ。
私は知りたくなかった…永遠に蓋をしておきたかったのに…。
人には、天から定められた寿命があるのよ?
自分で自分の命を絶つなんて。
私は、静かにお父さんを見送りたかった…それを、あの人は滅茶苦茶にした。
お父さんを死なせたのはあの人よ?
そんな人と!あなた、どうして…どうして…!」

涙をこぼす母親に、貴志は何も言えませんでした。

山下と言う刑事(堀部圭亮)は、木戸の治療について質問してきました。

香織は、その目線をまともに受け止めることができません。

木戸に投与したモルヒネの記録を見せて欲しい、という彼に「プライバシーに関することなので…」と抗弁するのが精いっぱいだったのです。

生きていた…?!

夫の愛人・ミキ(筧美和子)が宿泊しているホテルを訪ねた友美(水野美紀)。

そこで、友美は心臓が止まりそうな衝撃を受けたのです。

ミキとその子供とともにホテルに戻ってきたのは、7年前に事故で行方不明になったはずの夫・俊哉(吉沢悠)。
ごく普通の夫婦、そして親子の風情でエレベーターに消えていった三人を、叫び出しそうになる声を殺して見送ってしまったのでした。

混乱するままに香織のもとを訪れた友美は半狂乱で断片的にその状況を口走り、香織を驚かせていました。

「本当にご主人だったの?」
「間違いない…!
もう、怖くなっちゃって…どういうことだと思う?
なんで、パパが…?!」

取り乱す友美の前で、香織は静かに爆弾を投じました。

「友ちゃん___私、捕まるかも」

友美がその香織の言葉に目を見開いて息をのみました。

「クリニックに刑事が来た…」

二人は、手を取り合い、途方に暮れていたのです。

一人、帰宅した友美はリビングに飾ってあった笑顔の家族写真を見て、涙をこぼしました。

何もかもが嘘で、何を信じたらいいかもわからなかったのです。

「良いの?仕事休んじゃって…冴ちゃんは仕事命のひとだと思ってたけどな」

今日着る服をとっかえひっかえして選んでいる冴子の背後で、ベッドから起き上がれないままにぐずぐず言っている冴子がいました。

「だって…情けなくって…」
「何が?」
「会社に行けないことも、こんなことになっちゃったことも…」

励まそうとする樹里ですが、冴子はつわりでトイレに駆け込んでいったのでした。

全てを知る男

香織のクリニックに小田切(蟹江一平)がやってきました。

差し入れを手渡しながら、彼は香織に言いました。

警察には何を聞かれても「医療行為の一環」と答えるんだ、と。

香織は、木戸から自殺の手伝いなど頼まれていない___あくまでも、緩和ケアの一環として処方したのだ、と。

彼は事情を知って、弁護士の友人に相談したのだというのです。

香織は医師であり、木戸の一件は自殺として処理されているので、大事にはなるまいと。

「どこまで知ってるの?」
「モルヒネのことは…前からうすうす気づいてた。木戸さんが自殺に至るには、うちの病院の処方量だけでは足りるはずがないから」
「私と…彼のことは?」

ふっと笑って、小田切は言いました。

「亡くなった人のことを、いまさら言っても仕方ないだろ?」

いただきます、とつぶやいて、彼は差し入れに持ってきた鯛焼きを口にしました。

「私、管理簿を燃やしたの…モルヒネの…」

小田切の動きが止まりました。

「カルテからも消去した…彼の奥さんから疑われるのが怖くなって…」
「___それは…そのままいえば済むことだろう…つい、燃やしてしまった…って、」

一呼吸分、考える風情で…彼は香織に「うまいぞ!」と鯛焼きを差し出したのです。

絶望と、拒絶、そして

樹里が冴子の夫・悟史に冴子の現状を話していました。

落ち込んでいるという冴子の様子を「妊娠中はホルモンバランスが崩れて情緒不安定になるって…参考にして」と妊娠の情報誌を手渡しました。

付箋がいっぱい貼ってあるそれは、父親向けの育児本だったのです。

「こんなに愛してるのに、許してあげられないの?」

悟史はその言葉を遮りました。
「帰ってくれる?樹里ちゃんにもひどいことを言っちゃいそうだ…」

樹里は、その表情に絶望と、拒絶を見たのです。

冴子が休んでいる間にも業務は進んでいきます。

冴子自身が外した坂口(細田義彦)を、そのサポートに戻そうか、と言う話も出てきており、坂口は複雑な思いでいました。

「麻薬管理簿…ですか?」

柴崎クリニックに刑事たちが再び訪れ、香織に捜査情報の提供を求めていました。

差し出したそれを改めた刑事が、ページを切り取った跡に気づいて目配せをしていました。

後日、警察署で話を聞きたいという彼らに、自分が危機的状況にいるのだと悟ったのです。

過去から来た男

ドアの向こうに立っていたのは、7年前に自分と萌の前から姿を消した…亡くなったはずの夫・俊哉でした。

風貌も変わり果てた彼は、しかし、一歩リビングに入ると部屋を見回して言いました。

「変わらないなぁ…家の匂い…ソファもテーブルもあの頃のままだ…君も…会いたかった…」

「どういうことなのか、説明して?
何が何だか、全然わからない!
あの電話は、あなた?
あの無言電話よ!
でも現れたのはあの女だった」

「仕方なかった…」

「何が?何がどう仕方なかったの?」

彼は、ソファに腰を下ろして、考えあぐねたように沈黙したのです。

「7年前の、あの事故の前…ミキに『子供ができた』と言われた。
脅されたんだ…君にばらす、って」

「いつから?いつからそういうことになったの?あの女と」

「赴任した夏…別れるつもりだった。
出来心だったし…君に全部話して清算しようと…。
あの日、工場の視察で…その朝、別れ話をしたらミキと口論になって…乗り遅れた…会社の人間はみな、僕はあの事故に巻き込まれて死んだと…。
あの時は、そうするしかないと思った。
追い詰められていたんだ。
ミキは何をしでかすかわからなかったし…ほかにも…!」

意味ありげに口をつぐんだ俊哉に、友美は「何?」と聞きました。

「何?!」

「仕事のことで、ミスを…」

呆れ果てたように、友美は言いました。

「あなたが行方不明になったって知った時の私たちのことを考えたことがある?」

皆がどれほど悲しんだか。

「済まない」

「そんな一言で片づけられるようなこと?」

「いつも思ってた。君に、萌に会いたい!でも、気づいたら7年経ってた…」

友美はあの日から立ち直るためにどれほど大変だったかを俊哉にぶつけるように話しました。
暗闇の中に娘と二人で放り込まれたようだった、という友美に、俊哉は「済まない…」と繰り返すばかりです。

「あなた、自分が何をしたか解ってるの?」

「戻りたいんだ!この家に…!」

「え?」

「自分を偽って生きてることに耐えられない…7年ぶりに日本に戻って思った…もう一度、君と萌と一緒に暮らしたい…」

「何言ってるの?
萌になんて言うの?
いっぱい思い出を話したのに…亡くなったお父さんは、とっても素敵な人だった、って!
…あの女はどうするのよ?」

「別れる」

「あの子は?あの子にも同じ思いをさせるつもり?」

友美は、憎いはずのミキの息子のことまでも案じていたのです。

「慰謝料を渡してやってくれないか…?あの保険金から…頼む!」

「冗談じゃない…!あの女がそんなことで納得するはずがない!」

「説得する!」

縋りつく俊哉の手を振り払った友美は、その時になりだしたスマホの文字、安岡の名前を見て冷静さを取り戻しました。

「お願い…二度と、私たちの前に現れないって…」

「わかった…一つだけ、頼みがある…萌に会わせてもらえないか?」

遠くから一目でもいい、という俊哉の言葉を遮るように、友美は言いました。

「出てって!」

その絶望的な空間に、安岡からの着信音が響いていました。

隙間を埋めるように

樹里の部屋に花束を持って訪れた曽我部(森優作)の前に現れたのは、樹里のベッドで寝落ちしていた冴子でした。

「え?」
「…誰?」
寝ぼけた冴子にも、彼が誰だかわかりません。

そして、その頃、樹里は玲のバースディを祝うディナーを過ごしていました。

どう見ても、恋人同士のデートです。

「ごめん、今日は帰らないと」

玲には新婚の“妻”がいました。

「ダメ。今日は帰さない…なーんてね!」
「優しいのね?」
「優しいんじゃなくて、大人なだけ」
「ごめんね、一緒にいられなくて」
「いいよ。帰って。あなたの大事な人だもの」
「ありがとう。好きよ」

その瞬間の幸せと、残る寂しさを、樹里は噛み締めていたのです。

終わりにしよう

警察からの電話で、香織は警察署に呼び出されることになりました。
麻薬管理簿に不備がったというのです。

土曜の午後三時に、と約束をして電話を切ると、玄関のチャイムが鳴ったのです。

そこにいたのは、貴志でした。

「警察に調べられてるって、本当ですか?」

「ええ」

「僕のせい、ですか?僕が母にあんなことを言ったから」

「あなたのせいじゃないわ。
あなたが言わなくても、いつかこうなる日は来たと思う」

「香織さん。今でも、好きです。
あの時は、混乱してひどいことを言ってしまったけど、けど、どうしても、あなたが、忘れようとしても、憎もうとしても、やっぱりあなたが」

その目は、潤み、真っ赤でした。

「私がいけなかったの。あなたを好きになったりして…ごめんね」

終わりにしよう…その言葉に、貴志は涙をぽろぽろとこぼしていました。
両手でほほを包み込む香織もまた、泣いていました。

それでも、女子会

「みんな、集まれる?」

そのメッセージで、いつものように4人が香織の家に集まりました。

「どういうこと?」
「モルヒネって…?!」

何も知らなかった樹里と冴子は、香織の告白に言葉を失いました。

「自殺したい、って、頼まれて…それでうちのクリニックで用意したの…
痛みに苦しむ患者さんを何人も看取ってたし、あんな辛い思いをさせたくないっていう気持ちもあった。
でもね。
信じて欲しいんだけど。
渡せなかったの。
あの日、バレンタインの夜、彼に会いに彼の仕事場の別荘に行ったの。
モルヒネを持って。
私、できない、って思った。
これを渡したら、この人はこの世からいなくなってしまう。
もう、会うことも触れることもできない。
そう思ったら、どうしても…でもあの人、私が知らない間に私のバッグからモルヒネを…。
彼が死んだ、って連絡があったのは、次の日の朝。
奥さん、私がモルヒネを渡したって思ってる。
私が、彼を自殺させたって。
それで、警察に…」

「どうして言ってくれなかったの?」

友美の言葉に、辛かったから、と答える香織。

「それに、私は持って行ったんだもの…別荘に、持って行かなかったら、こんなことには」

樹里はその真っ直ぐな気性のままに言いました。

「じゃあ、香織ちゃんはモルヒネを渡してないのね?思いとどまったんだもの。それを正直に警察に言ったらいい」

「警察は信じてくれないわ…」

「そんなのダメ、香織ちゃんは渡してないんだもの。そんな大切なこと、あいまいにしちゃダメ!私…パパに頼んでみる」

やめて、もういい、と言う香織に、樹里はなお食い下がります。

「よくないよ香織ちゃんのキャリアは?
お医者さんとしての社会的地位は?
そういうこと全部含めて考えなくてどうするの?」

それを押しとどめようとする冴子にも、樹里の感情は爆発しました。

仕事にもいかず、ぐずぐずしていた冴子に「おなかの子は誰の子でもない、冴ちゃんの子なんだよ?悟史さんとうまくいかなかったら、一人で産んで育てる道だってあるんだよ、友ちゃんみたいに!」と言うのです。

「樹里ちゃんどうしたの…」

驚いた友美が声を掛けましたが、樹里のヒートアップした言葉は止まりません

「みんなにイライラするの!
みんな私より年上で、ちゃんとしたキャリアも持ってて、頭も良くて!
なのにそのキャリアを棒に振るようなことして!
ダメだから、絶対にダメだから!
その場の感情に流されちゃダメ!」

後片付けを終えて、一息ついた友美が樹里の言葉を思い出していました。

「そういうとこ、強いよね、あの子」

「樹里ちゃんはああいうけど、私はもうどうなってもいいと思ってるの。
報いを受けてるのよ…あの時、友ちゃんの言うこと聞いておけばよかった!」

「聞く耳もたなかったくせに!」

友美は、女子会メンバーの中でただ一人、香織と木戸のぎりぎりのやり取りを知っていたのです。

窘めもしたし、止めたけれど、当時の香織は、友美の忠告も静止も受け入れることはありませんでした。

「だね!」
香織は苦笑しています。

「ねえ、香織。私、俊哉に会ってきたの。
よりを戻したい、日本に戻ってきた言って」

「うそ…?!」

「よくそんなことが言えるね…呆れた。
その時は、二度と会いたくない、出ていけ!って追い出したんだけど。
…でもねぇ、どうしてだろ?
私、パパの顔見たら…私、怒鳴ってるのに、心の中で、生きててくれてよかった、死んでなかった、ここに生きてる!って。
バカみたい…」

「そんなことない。
ないよ!
死んで、いなくなられるよりはずっといい。
ヨリは?
戻すの?」

「ありえないよ…ありえないよ!」

そのやり取りは、ほんの少しだけ二人に笑いをもたらせたのでした。

その頃。
眠りに落ちた冴子の隣で、樹里は玲の携帯を鳴らし続けていました。
ぼんやりとその画面を眺めていた樹里ですが、反応はありません。

冴子を取り巻く事情

その日、久々に仕事モードに戻った冴子は空き時間に会議スペースで煮干しをかじりながらぼんやり考え事をしていました。

坂口が気遣って声を掛けますが、その手は煮干しをつまむことをやめません。

「何食べてるんですか?」
「今食べたいのがこれだけなの…無性に、身体が煮干しを欲してるみたいで」

ぼりぼりと音を立ててむさぼるように食べている冴子の前に坂口が腰を下ろしました。

はぁーーー…と背中を丸めて、彼は大きなため息をつきました。

「ねえ、ちょっと…」
「僕だって眠れないんですよ。
いろんなこと考えちゃって。
一度、時間作ってもらえませんか?
話したいことがあるんです。
僕と、あなたと、おなかの子について」

言うだけ言って…彼は「それじゃ!」と出ていってしまいました。

お茶を一口含んだ時、樹里のスマホが鳴動しました。

「話したいことがあります。会えませんか?」
それは悟史からのメッセージでした。

土曜日の午後

久々に訪れた安岡に、公園デートの誘いをかけた友美。

「4人で、家族みたいになれたら、良いなぁって」

饒舌な友美に、違和感を覚えたのか。

安岡は「何でも言って」と気遣ってくれました。

芝生の広場でお弁当を広げ、遊ぶ友美と安岡、そしてそれぞれの娘たちの姿をみつめる視線がありました。

離れたベンチに腰を下ろし、本を読むふりをして…それは俊哉です。

目深にかぶった帽子から、うるんだ瞳で見ていたのは、7年ぶりの妻と娘がはしゃぐ楽しそうな姿だったのです。

警察に呼ばれた香織の元を訪れたのは母でした。

「小田切さんは大丈夫だって言ってたけど、心配になって…」

「大丈夫よ!
任意の事情聴取だし。
事務的なことだと思うから。
心配しないで」

「小田切さんに、言われたとおりに言うのよ!」

「ご心配かけて、申し訳ありません」

「…しっかりね!」
母の声は、消え入りそうでした。

「ただいま」

自宅に戻った冴子に、悟史は「そこにおいてあるから」と目を合わせることもなく言いました。

「ん?」
「テーブルの上」
「自分の欄は、自分で書いて」__それは、離婚届。
「やだ!…別れたくない」
「自分がしたことだろ?よく言えるな」
「お願い、許して。悟史が好きなの。悟史しかいない…あなたが望むことだったら、なんでもする、どんなことでも」

その手を振り払って、彼は言いました。

「無理だよ、もう君とは暮らせない。こんな別れ方するなんて…一生一緒に生きていくつもりだった」

「本当に、ごめんなさい」
「一番、大切な人だった」

悟史はそういうと家を出ていってしまいました。
冴子はその場に座り込んで泣くだけでした。

追い詰められる…

公園からの帰路、友美はみんなで晩御飯を食べよう、と誘いました。

はしゃいでリクエストする娘の萌。

近づいていく影がありました。
友美はハッと気づいて足を止めます。

「萌!」

帽子を取って娘の前に歩み寄る俊哉。
「萌!パパだよ!」
約束が違う!と彼を押しとどめる友美の姿に事態を察した安岡が娘たちをかばってくれたのです。

警察の取調室で、香織は木戸の緩和ケアについて質問されていました。

クリニックの麻薬管理簿の不備も突かれ、香織はうつむいて口をつぐみました。

「あなたは、木戸さんが自殺を考えていたことをご存知でしたか?
それを知りながら、モルヒネを渡した…つまり、自殺を手助けした」

柴崎先生、正直にお答えいただけますか?___山本の、有無を言わさない強さの言葉に、香織は何も言えませんでした。



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【ミストレス】9話の感想

やっぱり生きてたーーーー!

友美の夫・俊哉があっさり現れて逆に驚きましたが…えーと…日本の入管て、そんなにあっさり死んだはずの人間のパスポートを通してくれちゃうのかなぁ?!って、まず一瞬思ってしまった。

そして保険金。
ミキは、俊哉が死んだものとしてその5000万円の半分をよこせ、と言い、しかし自分は彼と行動を共にしていたわけで…冷静に考えると、酷い女だなぁ、と思います。

東南アジアで兄の店で働いていた、と言っていましたが。

パスポートの件も含めて、相当ヤバくないか?と。

あのホテルにずっと長いこと連泊しているのも、友美からお金をもらえるのであれば無駄にならないとでも思っていたのか…いずれにせよ、お金を渡してしまうところを間一髪セーフになった、とも言えますね。

生きてることがばれたら、そもそもすべてが無効。
保険金詐欺事件になりそうです。

これだけでも1時間物のドラマになりそうなところに、香織のところには刑事がやってきて自殺ほう助の容疑が明白になり、さらに冴子は離婚届を突き付けられ…2時間のスペシャルドラマ並みの情報量に翻弄されて今ちょっと呆然としています。

そんな混乱をぴしっと引き締めてくださったのが堀部圭亮さん!

老獪な刑事・山下を渋く演じています。
何と言っても目力が素晴らしい!

香織の表情も目線も言葉も逃すまいと迫ってくる静かな迫力は、今回のトピックスでした。

彼は、亡くなった木戸と、妻の佳恵の立場にたって香織を追い詰めてきます。

どちらにも正義があり、しかし見えない様々な事情もあるのです。

恋は、人の思惑を超えて狂わせます。

友美は、香織を止めていました。
いろんな意味で。
それを聞き入れられなかった香織は、この現状がその報いだと受け止めています。

最後の落としどころが一体どうなってしまうのか。

来週の放送までが長いなぁ…!



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【ミストレス】9話の評価評判


↑激しく同意です。


↑何それモニタリング?

まとめ

とうとう最終回を目前にして、大きく事態が動いた4人。

それぞれの人生の岐路に立って、それぞれが決断を迫られていました。

原作の物語は、ちょっと日本人には理解しがたい展開が多いようなのですが、それを10話にまとめる取捨選択のセンスはなかなかのものだと思います。

最終話のタイトルは「新しい世界」___せめて、半分以上はハッピーエンドになってくれるといいな。

倫理的なものや、いろんな葛藤はあるけど、それでもみんなそれぞれに生きていかなきゃいけないんですから。



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