2019年春ドラマ

【ミストレス】3話のあらすじ(ネタバレ)と感想「友美(水野美紀)をとりまく不穏な空気」

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ドラマ「ミストレス~女たちの秘密~」第3話が2019年5月3日(金)に放送されました。

思いもよらない告白。
突発的なキス。

4人の女に訪れる大きな転換期は、もう既に渦を巻いて彼女らを呑み込もうとしているのです。

そんな3話のサブタイトルは「愛の落とし穴」___密度の濃い50分でした。

ここでは、「ミストレス」第3話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声(評価評判)を紹介していきます。

ミストレス~女たちの秘密~
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【ミストレス】3話のあらすじ(ネタバレ)

“恋”の予感

友美(水野美紀)は、娘の同級生の父親・安岡(甲本雅裕)からの事実上の告白、そして久しぶりに訪れた“恋”の予感に舞い上がっていました。

ぎこちなく交わされるその会話には、どこかほっこりと温かいものが流れ、長い間忘れていた思春期の頃のようなときめきを、友美はかみしめていたのです。

しかし、安岡の娘はそんな友美のことを疎ましく感じ始めていました。

父親が彼女に惹かれていく様子に反発していたのかもしれません。

贖罪…?

勢いで部下の坂口(細田善彦)にキスしてしまった冴子(玄理)は、その罪滅ぼしをするかのように、夫を週末デートに誘います。
子供を欲しがっている夫との齟齬に悩みながらも「夫婦の時間を大切にしたいの」という冴子に、悟史はまんざらでもない表情を浮かべました。

しかし。

出勤した冴子に対し、坂口はそれまでのフレンドリーな態度を一変させ、一線を引くような態度になったのです。

あなたのことは誰が助けるのか

愛人の木戸(橋本さとし)を末期がんで失った香織(長谷川京子)は、その息子の貴志(杉野遥亮)からの告白とキスに揺れていました。

家族ぐるみで先代から付き合ってきたファミリーの一人息子だった貴志は、昔から香織にあこがれていたのです。

香織は、今の自分たちは医師と患者としての関係だけだ、と彼に告げました。

「お父様を亡くして混乱している気持は良く解る。だから、できるだけあなたの助けになりたいって…」

「先生のことは誰が助けるんですか?」

香織の言葉を遮るように貴志が言いました。

「貴方は何かに苦しんでいるみたいだ…僕が、先生を支えます。僕を頼ってください…!」

彼の瞳の光は、透明なのか、濁っているのか…その時の香織には判別がつきませんでした。

父の決めた男、そして…

樹里(大政絢)の勤務先のジムに、不釣り合いな男・曽我部(森勇作)の姿がありました。

いまひとつ、どこかあか抜けない彼は樹里の父親が決めた婚約者です。

初対面で「結婚を前提に付き合ってください!」と盛大に告白した彼を、樹里は面白がって見ていますが、曽我部は大まじめに彼女のことを“身も心も天使のようにピュア!”と絶賛しているのです。

むずがゆくなるような彼の言葉よりも、今の彼女には気になる存在がありました。

会員になったばかりの玲(篠田麻里子)です。

クールビューティな彼女は、実はレズビアンのカップルであり、その交際相手と二人でウエディングドレスをカッコよく着こなすために、と入会してきたのです。

「明後日あいてる?あなたに頼みがあるの」

玲の言葉に、樹里はドキッとする思いを抱えてその後姿を見送るのでした。

そして、定例の女子会

巡ってきた香織の家での恒例の女子会で、友美の少女のような“恋”は皆のトークのテーマとなっていました。

進展があったのか?
そして友美が彼をどう思っていたのか?

恐れずどんどん行っちゃえ!という樹里。
保険金狙いでは?という冴子。

皆、友美がシアワセになればいい、と思っていても、意見はそれぞれです。

香織は大学病院時代に立ち消えになってしまった結婚しそうだった彼とのことを語ったり…いろいろと、話は尽きません。

そんな中で、友美はいつもの“無言電話”のことを相談します。

ブロックしちゃえば?という皆に、なんとなく煮え切らない友美。

その夜、冴子は片付けしながら、香織に子供のことでもめた悟史との愚痴をこぼします。

その頃一足早く帰宅した友美は、台所の片付けを済ませ、ソファでSNSをチェックしていました。

いつものように女子会での料理の写真をUPしていたところに書き込まれたのは、恐らくママ友からの妬み嫉みが満載の書き込みで、友美はため息をつきました。

彼女が夫の保険金の5000万円を受け取ったことが周囲にバレて以来、こうしたことが増えてきており、娘を巻き込んでトラブルに発展しそうで悩んでいたのです。

そこにかかってきた非通知の無言電話___と思ったら、それは安岡からでした。

体調を崩した子供のための差し入れのお礼と、延び延びになっていたデートの誘いです。

友美は、舞い上がり声をあげて喜んだのでした。

“妊活”のプレッシャー

美味しく食べて呑んで、愚痴をこぼしてスッキリ!

友美の料理をおすそ分けしてもらった冴子は上機嫌で帰宅したのですが。

食卓には二人分の食事が並び、腹巻と靴下と子授けの人形までが揃ったセットを残していった姑のことで、またまた悟史と諍いが起こってしまいました。

義姉が病気で子供が望めなくなったとたんに、冴子に対して孫を望むプレッシャーをかけ始めた母親を、自分も子供を望む悟史は止めることができなかったのです。

冴子は思い切って二人で病院で検査をしよう!と申し出ました。

しかし。

意外な結果が出ました。

冴子は全くの健康体だったのですが。
子供を強く望んでいた悟史の方に問題があり、二人の間では自然妊娠は難しいという診断だったのです。

ショックのあまり…悟史は慰める冴子の手を振り切って去ってしまいました。

昔の“男”

香織に珍しい電話がかかってきました。

昔の大学病院時代の同僚、小田切(蟹江一平)です。

久々に会う約束をしたのですが。

貴志は香織を諦めることなく、花をもってクリニックを訪ねてきました。

自分が一番の理解者であり、香織を元気づけたい、と言う彼は「これから関係を変えていくことはできる」と言うのです。

「明日、待ってます」

意味深な言葉を残した彼は、花束の中に時間と場所を指定したカードを残していました。

赤いバラの花束を花瓶に生けた香織は、どうしたものかとため息をつくのです。

その朝

すれ違い、溝が深くなる一方の冴子と悟史は、口論ばかり。

「無精子症でも子供を授かれる可能性はある」という冴子に、悟史は「俺のせいに出来てほっとしてるんだろう?!」と言い放つのです。

愕然とした冴子は、香織のもとを訪れてアドバイスを請いました。

「確かに、子供はまだいいって言ったけど、欲しくないわけないじゃない…そんなこと、悟史だってわかってると思ってたのに…」

香織は冴子の手を取って「諦めずに、寄り添ってあげて」と慰めました。

悟史の動揺も理解した上での、それは、医師として、そして親友として、心からの言葉だったのです。

マリッジブルーとウエディングドレス

玲の頼みは、樹里に自分のウエディングドレスを見立てて欲しい、ということでした。

パートナーのマリッジブルーに翻弄されている玲は、客観的な視点が欲しいのだと彼女に声をかけたのです。

樹里の趣味が満載の“アジアのナイトマーケット”のような部屋で、とっかえひっかえのファッションショーは、シャンパンのほろ酔いも手伝ってふんわりした空気が流れる中で進んでいきました。

予想外だった、という玲。
「自分がウエディングドレスを着ることになるとは思わなかった」

彼女は樹里にもドレスを着ることを勧めたのです。
「あのおぼっちゃまと結婚するんでしょ?」

そういうイメージが全くないままに、樹里はせがまれてドレスを着て鏡の前に立ちました。

シンプルドレスの玲と、レースがキラキラしたドレスの樹里。

「すごく可愛い」と言われ、不思議なムードを感じた樹里は玲のキスを受け入れてしまうのです。

一途な思い

貴志からの誘いを断る香織でしたが、彼は諦めることをしません。

「何時でも待っています」

香織はその時間、小田切との食事に出かけました。

小田切は香織の5年の苦労をねぎらってくれましたが、医師として、そして女性として存在を認めている、という感じで、その距離感は心地よいものでした。

地域医療を担っている彼女の仕事の意義は理解していても、大学病院に戻ってこないか、と言う小田切。

「俺はもう一度、香織と働きたい」

返事は急がない、と言う彼。
昔の関係も復活しそうな、気安さが心地よくて、ほろ酔いのままに彼に送られて帰宅した香織でしたが。

そこに現れた貴志に、彼女はどこか後ろめたさを覚え、思わず視線をそらしてしまうのです。

ミス

冴子は悟史のことが心配で仕事にも身が入らず。

ミスをして、自分を追い抜いた同僚のチームリーダーに叱責されてしまいました。

居酒屋で「冴子さんらしくないですよ」と慰める坂口に、苦笑しながらも、どこかほっとしている彼女は、思わず涙をこぼしてしまうのです。

「帰りたくない…」
二人はホテルになだれこみ、そのまま関係を結んでしまうのです。

お互いさま…?

やっと巡ってきた“デート”の日。

今度は友美の娘の萌が熱を出して寝込んでしまいました。

気合を入れてオシャレをしていた友美は安岡に詫びて萌の世話をしていたところに、彼が訪ねてきました。

手土産はお菓子と、おすすめの童話。

絵本の翻訳家だという彼らしい見舞いの品は、ホワイトデーのプレゼントでした。

微妙な距離感だった二人でしたが。
友美は自分から彼にキスをしました。

ぎこちなさはあるものの、これで何かが変わる、かもしれない___そんな予感を残して、夜は更けていくのです。



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【ミストレス】3話の感想

全員がそれぞれに、“落とし穴”というよりは、ずぶずぶと“沼”にはまっていくような感触の第三話でした。

ラブ・サスペンスの王道のような香織と貴史の関係は、どこか病んでいる彼の表情でより一層不安定さを増し、そこに小田切という“過去の男”を引き出したことで混迷の様相を呈しています。

小田切を演じるのは蟹江一平さん。
お父さんの蟹江敬三さんによく似た面差しですが、もうちょっと正統派の二枚目という感じ。

貴志には敵わない…年齢的にも落ち着き、いい具合にエリート医師のキャラを構築していましたね。

そんな小田切と香織の姿を見て、貴志は壊れてしまうのではないでしょうか。
彼の抱える“闇”は、父への喪失感とともに香りへの依存も大きくかかわっているような気がしています。

さて、友美の周囲は、本人のあずかり知らないところで不穏さを増しています。

ママ友たちの妬み嫉みが表面化して、居心地の悪さを覚えるのですが、それを打ち消すように安岡の存在が大きくなっていくのです。

しかし、冴子が言うように、保険金のことを知っていて近づいてきたのではないか、という疑惑は、視聴者側からは晴れていない安岡の存在。

素朴で苦労人なシングルファーザーの彼の向こう側にあるのは、友美の光になるものなのか、それとも暗い闇ばかりなのか。

一喜一憂している友美に、むずむずして正視できなくなりつつあります。

樹里はもう突っ走ればいい、と思うのですが…このままいくと、玲のパートナーの彼女に刺されてしまいそう。

かりそめの関係ばかりを重ねてきた樹里にとっては、玲の存在も、そして今までの男遍歴の中にはあり得なかったタイプの曽我部も、どちらもまるで異分子だったのではないか、と思うのです。

今回最大級に気の毒だったのは冴子です。

今の日本で、もっとも“ありがち”なプレッシャーに押しつぶされそうな彼女は、とうとう坂口と関係を結んでしまいました。

ずぶずぶと、“不倫”の泥沼にはまっていくのだろうか、という危惧。

それでも悟史を見捨てず、あきらめず、寄り添って生きられることを信じて帰っていくのだろうか、と…。

キャリアと子供、そして夫。
薄氷の上にあったバランスが崩れてしまった今、冴子がどう持ち直していくのか、とても気になっています。



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【ミストレス】3話の評価評判

まとめ

4人がそれぞれに地雷を踏み抜いているような今回。

多層構造の場面転換に心地よく振り回され、そして同じ時間軸に生きている“親友”なのに、こうも見ているものが違うのか、とそのストーリーテリングの巧みさに引き込まれていきました。

女たちだけでなく。
彼女らを取り巻く男らも、またそれぞれに魅力的だったり、情けなかったり。

小田切の登場で貴志は壊れてしまうのか?

そして坂口によって冴子は救われるのか…。

落ち着く間もなく、来週は香織の前に現れる木戸の妻(貴志の母・佳恵・麻生祐未)の告白で地雷原は火の海になりそうですね。

さて、ツイッターを見ていて気付いたこと。

今まで写真でしか登場していなかった友美の夫・俊哉(吉沢悠)ですが、撮影に参加している…?ということは生きているのでしょうか?!

それとも回想シーン…???

登場するのであれば、ちょっと楽しみです。



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