2019年夏ドラマ

【これは経費で落ちません!】5話のあらすじネタバレと感想!友情と、経理部の正義

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ドラマ「これは経費で落ちません!」第5話が2019年8月23日(金)に放送されました。

経理部に舞い込んだ怪しいお金のフロー。

小さな事象の一つ一つが気になって仕方がない森若さん(多部未華子)は、思いがけずとんでもない秘密を見つけてしまうのです。

そこで発覚した、森若さんの新人時代の哀しい出来事。

仕事と割り切るには、辛過ぎる現実が今目の前にありました。

ここでは、「これは経費で落ちません!」第5話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

【これは経費で落ちません!】5話のあらすじ(ネタバレ)

誤爆

新発田部長(吹越満)は朝からニヤニヤがとまりません。

彼は会社からも遅くに生まれたまだ幼い娘“みゆ”ちゃんにラブラブなメールを送っていたつもりが…それは一文字違いの真夕(伊藤沙莉)に誤爆されていたのです。

「気持ち悪い」と抗議されて謝るものの、5歳の愛娘に関するノロケは留まるところを知りません。

頼られるから、仕事にも励むことができる、というのが彼の持論でした。

森若さんや真夕ちゃんにもそうした落ち着きを…と話題が問題になりそうなところで…。

「その発言は危険ですよ、部長!」
ブスッと釘をさす真夕ちゃん。

そこに、静岡工場から主張してきた熊井さん(山中崇)が書類を持って訪れました。

彼は家を建てたとたんに転勤になり、単身赴任。

月に一回は本社出張で帰宅できる、とのことで家族思いな様子が見えてきました。

実は熊井は経理の田倉勇太郎(勇さん・平山浩行)と高校の同級生だというのです。

今日も本社出張の彼のために、最愛の美人妻がお弁当を作って届けてくれる、という話を聞いて真夕が「絵にかいたような幸せな家族!」と羨んでいました。

勇さんの高校時代の話を聞きだしたり、独身だという話などが飛び出していましたが。

…熊井さんは申請した仮払いの10万円を、基本的には振り込みにするところ、現金で受け取り、勇さんと熊井さんの親しげな様子に、森若さんは、ちょっとした引っ掛かりを感じ、眉間にシワが寄っていたのです。

ラーメンの話

そんな時、通りかかった山田太陽(重岡大毅)が森若さんに話しかけてきました。

「沙名子さん!この前のラーメン、美味しかったですよね!」

「山田さん!“みんなで食べたラーメン”と言ってもらえませんか?」

あらぬ誤解を招くようなことでは困る、名前呼びもやめて欲しい…と言った傍から…。

「了解です、沙名子さん!」

山田太陽、めげない男です。

「次はレモンラーメンですね!」

「は?」

「この前のラーメン屋さんで、レモンラーメン食べてみたいといったら、イイですね…って」

「あれは相槌を打っただけで…」

「未知のものを食べる前って、わくわくしますよね、沙名子さん!」

都合を教えて欲しい、と言って去る彼の満面の笑顔に、森若さんは困惑するのです。

勇さんの後姿

経理部で、ふとした瞬間に勇さんの肩越しに見えてしまったディスプレイ。

そこには熊井の申請してきた経理処理の画面がありました。

森若さんは先日来、熊井が申請してきた出張の仮払いの処理を過去にさかのぼって精査していたのですが、不審な点…まさに自転車操業的なやりくりが多発していることに気付いてしまったのです。

真夕ちゃんと新発田部長がいない隙に、森若さんは勇さんに質問してみました。

「つまり、使い込みを疑っているわけ?」

きょとんとした顔でストレートに問い返され、経理の処理の原則として、前の仮払いの精算が終了するまで次の仮払いは行うものではないのだ、という話をしたのですが。

「うん、まぁ、原則としてはね。何度か注意したんだけど、うっかりというか、ルーズというか…それに最後にはきちんと清算されているし、問題ないでしょ?」

どこか歯切れの悪い勇さんの様子に、森若さんの疑念は少しずつ大きくなっていきました。

“ルール違反を見逃して…問題がない?”

「本人ももうしないって言ってるから」

伝票とディスプレイに視線を落とし、目を合わそうとしない勇さんは言ったのです。

「ちゃんとやってるから、これ以上口出ししないでくれる?」

疑惑の帳簿

確かに、そうした自転車操業はこの4月でぱたりと止んでいました。

では、その時期に何があったか。

…森若さんの頭の中では、ウサギがぴょんぴょん飛び跳ねていて止まりません。

ちょうどその頃。

熊井が担当していたハマヤマ製作所という会社と契約が更新されており、石鹸を製造する機械のリース料が改訂、270万円から290万円に値上げされていたのです。

そこには、割戻金の規定などもあり、5%が後に天天コーポレーションに戻されることになるキックバックの存在も解りました。

森若さんは熊井さんを直撃しようと試みますが。

ちょうど奥さんが愛妻弁当を届けに来ているところで、彼女も勇さんの後輩だったことが判明したのです。

ラグビー部で一緒に活動していた高校二年生の時、勇さんはお父さんを亡くし、学校を諦めて働くことも考えていた、という勇さん。

三人の絆はとても長い歴史を伴うものでした。

その熊井に、ハマヤマ製作所との契約の経緯を訪ねた森若さんでしたが。

「どこも不景気だし、その会社とは長い付き合いだし、ちゃんと工場長の許可は貰いましたよ?」

さらりとそういう熊井に、「その更新に、勇さんは何か?」と聞いてみたのですが。

「いや、特に何も…」

そう言われてしまうと、森若さんはそれ以上突っ込むことは難しいのです。

しかし、こうした契約更新時には気を付けろ、と教えてくれたのがまさに勇さんだったことから、森若さんの心に芽生えた小さな疑念は、確信へと形を変えていったのです。

「森若さん!ちょうどよかった…これ…」

営業部のエース、山崎さん(桐山漣)が申請書類を持ってきたところで、森若さんはお願いしたのです。

「あの、山崎さんて、石鹸作る機械のリース料、ご存知ですか?」

「機械のリース料、ですか?」

「ハマヤマ製作所が他社とどのくらいで契約しているのかな、って」

「そういうのは、製造部の管轄ですけど、森若さんが知りたいなら調べておきますよ?」

持つべきものは知識と機動力のある同僚です。

果たして、そのひのうちに山崎さんは必要な書類を揃えてくれて、それを見た森若さんは、新発田部長に進言したのです。

「明日、静岡工場に出張させてもらえないでしょうか?」

そして静岡へ…

本来、製造部の経理担当は勇さんですが。

一人で行かせてほしいのだという森若さんの意気込みを見て、何かあるのだと察した新発田部長は許可をくれました。

翌朝早めに出勤した森若さんは日帰り出張だというのに大きめのスーツケースを持参していたのです。

勇さんが出社する前に、大量の帳簿のコピーを済ませたい、と真夕ちゃんに手伝いを頼んだ森若さんでしたが。

最後の原稿一枚を勇さんに見つかり、森若さんの目論見はバレてしまったのです。

「気になることがあるので、静岡工場に確認しに行こうと思って準備しました」

「何があったか知らないけど、森若さんが急に一人で行ったら先方もびっくりします。僕が行くので確認事項を教えてください」

そんな問答の結果、新発田部長が「2人で行ったらどうでしょうか?」と提案。

森若さんと勇さんは、雨の中連れ立って静岡に向かうことになったのです。

「気に入らないなぁ」

「そうですよね、すみません」

「悪いと思っていないなら、謝らないでもらいたいなぁ」

「ハマヤマ製作所との4月の契約更新の件ですが」

森若さんは書類を精査したことで発見した更新前よりも実質値上がりした19万円という金額に注目していました。

「現場には現場の付き合いってもんがあるんだろう」

現に、工場の管理職からはOKが出ており、書類上一見何の問題もないように見えているのですから、勇さんの主張もごもっともです。

しかし、ハマヤマ製作所は天天コーポレーション以外の会社に対しては価格据え置きで270万円のままで契約を更新していることが山崎の調べで分かっていたのでした。

空気が重い!

留守部隊となった経理部の真夕は、隣で仕事を始めた新発田部長のため息や呻き声に耐えかねて「息苦しい!」とか「空気が重い!」と顔をしかめました。

「静岡工場で何かあったんですか?」

「何かあったか、を調べに行ったんです」

好奇心旺盛な真夕は、目をキラキラさせて「詐欺?」、「横領?」、「偽札?」と矢継ぎ早に質問してきましたが。

いちばんの疑問は、一人で行きたいと言っていた森若さんに勇さんを同行させた理由でした。

そこには、真夕ちゃんが知らない、森若さんの昔の話が影響していたのです。

森若さんの過去

新人時代の森若さんが、営業部の社員のカラ出張を見破ったことが、発端だったのだ、と新発田部長は言いました。

そのごまかされた金額は総額200万円にも及び、当然、その社員は懲戒免職です。

森若さんは、経理部の社員としては良い仕事をしたはずでしたが。

しかし、話はそれだけで終わりませんでした。

その社員は免職の三日後に社内結婚を控えていたのです。

相手は総務部の女子社員でしたが、当然彼女も会社を辞めました。

幸せいっぱいに、招待状を配ったりしていたため、真夕ちゃん曰く「マジ最悪」な事態だったうえに、逆恨みした新婦が森若さんに文句を言いに怒鳴り込んできたこともあったのだというのです。

「森若さんは、経理の仕事が向いていないのではないかと思い悩んで、会社を辞めようとまで考えていたんです」

新発田部長の話は誇張が多くて脱線もしていましたが。

話の本質は伝わりました。

勇さんの思い

静岡工場の最寄り駅に降り立った森若さんと勇さんでしたが。

勇さんが足を止めて森若さんに懇願しました。

「静岡工場には行ったことにして、このまま俺と引き返してほしい!」

「無理です!」

どう言ったとしても折れない森若さんに、勇さんは頭まで下げたのですが、当然彼女は聞き入れることをしませんでした。

「勇さん、経理マンとして正しい仕事をしてください」

観念した彼は、森若さんと二人で工場の事務所に行かざるを得ませんでした。

そして、発覚

デスクの上に山のように積まれた書類を一枚一枚精査していく森若さん。

「あのう…何をお調べでしょうか?」

それには答えず、森若さんはリストの一行一行を丹念に見ていたのです。

「何らかの不備や、改ざんの後がないかどうか…」

ちょうどその時、金額を間違えた書類の差し替えを頼んできた男性社員がおり、受け付けた事務担当の女性が「最近そういうの多いよね!」と厳しめに言ったのです。

果たして、その女性のキャビネットから、差し替えられた廃棄対象の古い書類には無視できない改ざんの後が発見されたのです。

すぐさま呼び出されたハマヤマ製作所の社長ですが。

キックバックの数字に誤差があり、最初は強気に出ていたものの、実際に毎月の振込金額の口座の推移を見せて欲しいと言われてギブアップ。

払戻金の誤差分は、熊井さんの懐に入れて、その分、何某かの便宜を図ってもらっていた、というのです。

それが、全てでした。

熊井の事情

帰路、駅のホームで二人が座っていた時のことでした。

「勇さん、聞きたいことがあります…」

「___何も受け取ってないよ」

「すみません、疑っていました」

「当然だな。でも俺はやってない」

勇さんは、熊井の家の事情を話し始めました。

下の娘が入院して、奥さんが仕事を辞めざるを得なかったのだというのです。

とにかく、お金が必要だった、と。

「だから仮払金の自転車操業にも、見てみぬふりをしたのですか?」

“契約更新時には気を付けろ”と森若さんを指導していたはずの彼が、ハマヤマ製作所のやりように気づこうとしなかった、まさに目をつぶってしまった…本当は、勇さんがとめるべきだったのだ、という森若さんに、その通りだ、としか言えない勇さんでした。

「私にはわかりません。友達のためとはいえ、どうして勇さんがそんなことを…」

そして、勇さんはぽつりぽつりと話し始めたのです。

父を失った高校生の頃、熊井とその妻が励ましてくれたのだというのです。

その時の恩、熊井家の子供たちの笑顔を守りたい、とずっと願ってきたのだと。

「私の入社二年目のときのこと覚えていますか?」

カラ出張していた男性社員の彼女が、経理部に怒鳴り込んで森若さんにつかみかかった時、「彼はお金を返そうとしていたのに、あんたが全部台無しにした!人生を返せ!」

仕事をやめようと思い悩んでいた森若さんに、勇さんは言ってくれたのです。

「帳簿を作成して、利益を計算し、不審な点があれば原因を明らかにし、危険があれば、経営陣に知らせる。それが経理部の仕事です___森若さんは、自分の仕事をしただけです!」

その言葉に救われたのだという森若さんは、今度は勇さんに言ったのです。

「勇さんは、勇さんの仕事をしてください」と。

人生は、ラグビーボール

勇さんは、その足で熊井を訪ねました。

彼が病院の玄関で子供とのひと時を過ごしているのを遠目に見ていた勇さん。

熊井は頭を下げて勇さんに詫びました。

「どうしても、金が欲しかったんだ」

「俺の方こそ済まなかった…お前を、止めてやれなかった」

「俺、首かなぁ」

「俺もただでは済まないかもしれないな」

“人生は、ラグビーボールみたいなものだから、どこに転がっていくかわからないけれど、良い方向に転がっていると信じて頑張るしかない”

それはかつて熊井が勇さんにかけた言葉でした。

会社の近くにあった公園のブランコに腰を下ろした森若さんは、一日の間に勇さんと交わした会話を一つひとつ思い出していました。

「私のしていることって…」

それが、経理部の仕事、という勇さんの声を思い出しながらも、今の森若さんには割り切れないことでいっぱいでした。

「そう、私は経理部として正しいことをした…」

でも。
でも、でも…正しいから偉いわけじゃない。

くしゃりと、顔がゆがみ、涙がこぼれ落ちました。

「沙名子さん!」

太陽くんが彼女の姿を見つけて駆け寄ってきました。

が、しかし、その泣いている気配に気づき、もう一つ残された方のブランコに乗って、揺らし始めたのです。

「ブランコって、ときどき無性に乗りたくなりますよね」

まるで道化のように森若さんを笑わせようとした太陽くんでしたが。

「すみません、沙名子さん…一人で泣きたかったんですよね…でもムリっす!ほっとけないです」

そう言って、彼は森若さんの手を握り締めました。

「一緒に、居たいです」
「一緒に、居ます…」

そう、涙が収まるまでは…。

熊井は使い込んだ額を返済し、契約を改訂…本人を自主退社として処理を終えたのだと勇さんが新発田部長に報告していました。

単身赴任を終えて戻ってきた熊井ですが、自宅を売却し、妻が再び仕事に出ることに。

「何とかなるわ!私たち、まだ38才だもの」

明るく笑う熊井の妻は、言ったのです。

「森若さんに伝えてくれる?取り返しのつかないことになる前に、見つけてくれてありがとう、って」

それは、経理部の仕事をする者にとっては、ある意味最大級の賛辞かもしれません。



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【これは経費で落ちません!】5話の感想

ストイックな仕事をしていたはずの勇さんに、まさかの不正疑惑が…と思い悩む森若さん。

小さな疑問からとんでもない問題を引きずり出してしまった彼女は決して悪くないのに。しかし、結果的に一つの家庭の行く末を大きく左右してしまうという事実に涙が止まりません。

そっと寄り添うようにとなりでブランコを漕いでくれた山田太陽くんのやさしさが、今夜はとても身に沁みていたはずです。

いつもならきっぱりと拒絶するはずの太陽くんがそこに居てくれることにも安堵して、“沙名子さん”呼びも許容できたのです。

太陽くんの笑顔は、名前のままピカピカで眩しく、それは今の森若さんにとっては大きな救いとなりました。

一人の方が気楽だ、と常日頃言っている森若さんでしたし、一人で泣きたかったのかもしれない、と気づいていた太陽くんでしたが。

それでもきちんと彼女のそばにいてくれたことは、男前なやり用だった、と思っています。

熊井さんを演じていた山中崇さんは、大河ドラマや朝ドラでもよく登場する役者さんです。

ごく普通の人から、ぶっ飛んだキャラクターまでを見事に演じてくれるひとですが。

彼に一番似合うのは、熊井のような普通のリーマンであり、お父さんなんじゃないかなぁ。

やってしまったことは、確かに悪いことでした。

しかし、そこにあったのは“三分の理”。

これから一家はどんなふうに暮らしていくことになるのかはわかりませんが。

あのしっかり者の妻と、かわいい子供たちのために、ぜひとも再起してもらいたい、と思うのです。



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【これは経費で落ちません!】5話の視聴者の声


↑正義だけが正しいわけじゃない。
世界は、きっと一筋縄では行かないんでしょう。


↑彼女の何気ないしゃべり口調がとても素敵なので、ぜひ耳を澄まして観察していただきたいですね。


↑…東野圭吾の、「容疑者Xの献身」を思い出してしまった。どんな世界にも、似たようなことはあるんでしょう。


↑これはまた、対照的で強烈な布陣が…。来週から後半戦?凄いことになりそうですね、沙名子さん!


↑…まさにクレバーだったはずの勇さんまでもが、引きずられてしまった…止められなくてゴメン、と謝る姿はとても切ない。


↑それは泣き顔ではありましたが。美しい、素敵なお芝居だったなぁ、と思いました。
でも本当は、いつかはしゃいで笑っている彼女を見てみたい。

まとめ

SNSでも取り上げられていましたが。

新たなメンバーが投入されるようですね。

なんと江口のりこさん。

かーなーりークセのある経理部の新人さんとして登場します。

中途採用?帰国子女?

ぶっ飛んでいるレベルで凄いキャラです。

さて、もう一人は社長秘書を演じるベッキーです。

これもまた濃いですね。

以前登場した広報室の皆瀬織子と近い存在感かもしれません。

そしてサブタイトルが「ウサギとタイガー」って、もちろんウサギは森若さんで、江口さん演じる麻吹美華が虎ですか?!

うわー、とっても見たいけど!

せめてお仕事は滞ることなく流れて欲しいなと思います、が、それではきっとドラマにはならない…さじ加減が大変微妙なところですね。



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