2019年夏ドラマ

【これは経費で落ちません!】4話のあらすじネタバレと感想!コーヒーを巡る女の闘い

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ドラマ「これは経費で落ちません!」第4話が2019年8月16日(金)に放送されました。

休暇明けに戻ってきた平松由香利(平岩紙)がもたらした小さな嵐。

「給湯室へのコーヒーサーバー導入の件」という稟議書はそこそこ平和だったはずの天天コーポレーションに波乱をもたらすことになりました!

ここでは、「これは経費で落ちません!」第4話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

【これは経費で落ちません!】4話のあらすじ(ネタバレ)

誰がコーヒーを煎れるべき?

夏季休暇明けの女子社員・平松由香利が総務部の新島部長(モロ師岡)に提出しました。

天天コーポレーションでは、長い間女子社員がコーヒーを煎れてオフィスに配る、という文化が根強く残っていたのです。

森若さんのもとに平松さんが持ってきたその稟議書と見積もり、そして概要のパンフに、新発田部長(吹越満)は興味津々です。

ちょうどそのとき、森若さんのスマホが鳴りました。

実家の母親から「健康診断で引っかかっちゃって…」___大腸がんの再検査だった、というのです。

いろいろな心配押し寄せてきたところで、オフィスに戻ると、案の定、これまでコーヒーを煎れていた女子社員のリーダー的存在・横山窓花(伊藤麻実子)と平松さんが給湯室で衝突していました。

総務部の女子社員が男性社員にコーヒーを煎れて回ることの是非をぶつけ合う二人はどこまで行っても平行線で、そのとばっちりはコーヒーサーバー導入の必要性に発展し、通りかかった森若さんにも火の粉が降りかかる始末です。

詰め寄られた結果、その稟議書にハンコをついて経理部に回してきたはずの新島部長に、森若さんは言うのです。

「まずは総務部で話し合ってください!」

逃げようとするところを見つかった彼は、あっという間に女子社員に取り囲まれ、その稟議の取り消しを求められるのでした。

対立

というわけで、一時的に差し止めになったその稟議書でしたが、コーヒーの件はこれまでに蓄積してきた女子社員の間の溝を浮かび上がらせただけでした。

真夕ちゃん(伊藤沙莉)いわく。

窓花さんはそういうコミュニケーションや気配りを苦にせず、むしろ楽しんで引き受けるタイプで、会社の中で困ったことがあったら、彼女に頼めば、ソーイングセットやシミ取りの洗剤、小さなアイロンまで何でも持ち歩いていて“四次元ポケット”の異名を持つほどであったのだ、というのです。

しかし、定時過ぎに窓花さんが洗い物をしていたり、コーヒーを煎れるために早めに出社している、ということに対して田倉さん(平山浩行)や新発田部長は眉を顰めました。
「そろそろ合理的な方向に転じてもいい頃ではないか」

ごもっともな意見です。

営業部でも窓花を始めとする総務部の女子社員らがコーヒーサーバー導入反対を主張してロビー活動を展開していました。

目の前で煎れて渡されたコーヒーに対しての反応は様々ですが、その魅力を誇示するように彼女らは皆に配って歩いていたのでした。

コーヒー戦争=主導権争い?!

山田太陽(重岡大毅)が紙袋を持って森若さんを訪ねてきました。

ニコニコして目の前に取り出したのは真っ赤に熟したトマトです。

「ウチの母ちゃんが田舎から送ってきたんです」

母、というワードにドキッとした森若さんに気付かず、太陽くんは陽気にしゃべり続けます。

「トマトは医者いらずっていうけど、あの量は流石に体を壊します。…なんで母ちゃんて、あんなにズレてるんですかね?」

黙ってしまった森若さんに、太陽くんは笑顔を絶やすことなく問います。

「沙名子さん、トマト、嫌いでした?」

「いえ、いただきます」

その紙袋はずしりと重みがありました。

その頃、昼休みの喫茶店では窓花を中心にコーヒーサーバー導入か否かの情報交換が行われていました。

真夕と希梨香(松井愛莉)は窓花のくるくる変わる表情に目をぱちぱちさせて話を聴き入っていました。

営業部や総務部、そして経理部におけるコーヒーサーバー導入の推進派と反対派の主導権争いなのだという窓花。

真夕曰く「森若さんは浮動票」ということで、彼女の存在を窓花たちはとても気にしていました。

何よりも、彼女は仕事ができ、信頼も厚く、そして発言に重みがあるからです。

「女の会社員人生がかかってるのよ!」

その鼻息の荒さはちょっと引くレベルでした。

平松さんの事情

「森若!」

その日の退社時に、森若さんが紙袋を下げて会社を出ようとすると、後ろから美月(韓英恵)が追いかけてきました。

いつになくドレッシーな雰囲気の彼女をまじまじと見てしまう森若さん。

「…どうかな?」
同期の気安さで「らしくない!」とばっさり切って捨てると、美月も「だよね」とあっさり認めます。
彼女はこれから彼氏の親と食事だというのです。

彼氏の存在も初耳だったので、驚く森若さんでしたが、結婚はまだ先だけど、プ(ロポーズ)…されちゃって、と言うだけ言って行ってしまった美月に「いろいろあるなぁ…」と思うのでした。

ぼんやりとバス待ちで物思いにふける彼女の背後で「それはちゃんとお支払いしますので!」という声が通り過ぎていきました。

“支払い”というワードに反応してしまう彼女は、その次の「今度の給料日には必ず…」という様子にただならぬものを感じて、その声の主をついつい見つめてしまった森若さん。

「その代わりと言ってはなんですが、仕事の方はミナミさんの方で決めるようにしますので…」

振りむいたその女性は、なんと平松さん。
思わず顔を背けた森若さんは、翌朝稟議書を確認し、平松さんが導入を希望している会社の社長のなまえが“三並”であることを確かめたのです。

“もしかして、平松さんは借金のカタに仕事を発注しようとしているのでは…?!”

森若さんの脳裏に、むくむくと疑惑が広がってきたのでした。

朝からバトルが…!

出社してきた新島部長は給湯室で朝の一杯を楽しんでいましたが。

コーヒーサーバー導入の推進派・新発田部長と、反対派・吉村部長(角田晃広)はいつものようにねちねちと上げ足を取り苛烈なバトルを繰り広げています。

ルーチンワークのような小競り合いを済ませて経理部に入ってきた新発田部長に、森若さんは尋ねました。

もし、ある人に借金をしていた社員が、そのみかえりにある人に仕事を発注したら、どうなるか?___新発田部長は「その人が外部の業者なら、それは背任行為になるかもしれない」と答えました。

「それって、なんの話?」

森若さんは、意を決して、しかし声を潜めて平松さんと、コーヒーサーバーのサプライ会社のサウス&スターに関する疑惑を経理部の皆に話したのです。

確固たる証拠はないけれど、偶然その会話を聞いてしまったのだ、という彼女に、やはり証拠がなければ如何ともしがたい、という新発田部長。

価格が適正であるのなら、何の問題もない、しかし、放っておくのも問題である…留意するにとどめよう、ということになりましたが。

じわじわと、彼女の胸の内に不安が膨れ上がってきていました。

そして、また、他方からも微妙な余波が押し寄せてきていたのです。

終業後のロッカーで、窓花が森若さんに迫ってきました。

「映画が好きだと聞いたので!」と、映画のチケットを持ってプレッシャーをかけに来たのです。

“タダより高い物はない!”というポリシーを持っていた森若さんは、押し付けられたそれを必死に窓花のロッカーの隙間から中に押し込みました。

「そうね、返した方が良い!」

その様子をずっと見ていたのか、平松さんが立っていたのです。

「人に借りを作るほど怖いことは無いわ!」

「え?」

「映画のチケットごときで、恩着せがましく付きまとわれたらたまらないわ」

働く女性のための生き方セミナー

会社を出て同じ方向に歩く二人。

「求人の動画を見たんだけど」

平松さんは、森若さんに話しかけました。

「“イーブン”て、いい言葉ね!」

車内で誰にもよらず、淡々と仕事をしてる感じが好ましい、と彼女は言いました。

「もしよかったら、働く女性のための生き方セミナーがあるんだけど、興味、ある?」

 気づいたら、森若さんはそのセミナー会場のシートに座っていました。

前方にはシックなビジネス系の装いの女性がマイクを握っていました。

「三並愛美(みなみ・あみ)」と名乗ったことで、彼女が例のコーヒーサーバーのサプライ会社の代表取締役だと森若さんにはわかったのです。

「ここにいらっしゃる皆さんは、本当に意識が高い方ばかりです」

そう言われて、平松さんを始めとして、周囲の女性たちは真剣なまなざしで話に聞き入っています。

・結婚は絶体ではない。
・親はいつまでも元気ではない
・会社だっていつ倒れるかわからない
・人生は落とし穴だらけ!

「今の自分に満足していますか?」

そう問われると、森若さんの心の中にも不安はむくむくと湧き上がってきます。

「これからの人生、貴女は、どう生きますか?」

それは、ちょぴりだけど、ずしりと、森若さんの心にとげのように残ったのです。

一寸先は闇?

「森若さんの好きなことって何?」

会場をでた平松さんからそう問われ「映画を観たり…」と言って廊下を歩いていると、物販コーナーに並ぶ大勢の女性らの姿が見えました。

書籍やDVDが飛ぶように売れているのです。

「ほかには?」と聞かれて、森若さんは少し考え、マニキュア、と答えます。

「ネイルサロンかぁ…飽和状態だなぁ」

そう言って思案顔になった平松さんは、森若さんを指導するように言うのです。

「自分が輝ける場所は、自分で作らなきゃ!…一寸先は闇って言葉があるじゃない?」

「闇?」

「このご時世、何が起こるかわからないでしょ、よりよい道を探していきましょう!」

森若さんは、思い切って先日聞いてしまった電話のことを聞いてしまったのです。

「相手は、今のセミナーの主催者の三並さん、ですよね?」

ちょうどその三並女史が会場を出てきたところで、大きな歓声が上がりました。

「そうよ!」

「お金借りているんですか?」

「生まれてこの方借金なんてしたことは無いわ。投資よ!自分の未来に種をまくためのね!」

その笑顔は、自身に満ち、輝いていたのです。

スルーされた彼

借金と言ったのは誤解だった、問題はない、と経理部の皆に説明した森若さん。

それなら、コーヒーサーバーの導入は問題なさそうだ、という展開になりました。

どんなセミナーだったのか、と問われると「働く女性のための生き方セミナー」と素直に答えたのですが。

その“意識高い系”のセミナーの様子に、田倉さんと真夕はちょっと引いていたことに、彼女はまだ気づいていませんでした。

ある日、平松さんは会社のLANの配線の更新を新島部長に提案していたのですが、その詳細を話しているところに窓花が現れ、見せつけるようにコーヒーを煎れて部長に渡していったのです。

話の腰を折られてムッとする平松さんは、昼休みに珍しく森若さんをランチに誘ってきました。

それを見て、お弁当を持ってきたはずの彼女が外に出ていくのを見た真夕が「事件だ!」と驚いていたのです。

いつもの森若さんではありえないなにかが、彼女の中で起きているのではないか、と真夕は心配していたのです。

そんな中で、森若さんと平松さんは喫茶店でランチをつついていました。

「森若さん、そろそろ30よね?将来のこと、お金のこと、立ち止まって考えてもいい時期ね」

10年後には、自分と同じ40歳になるのだと、平松さんは言います。

「どんなふうになっていたい?」

平松さんは、森若さんにセミナーへの参加を誘っていました。

同じ喫茶店のフロアには、まどかを始めとしてコーヒーサーバー導入反対派の女子社員たちが食事をしていたのです。

それから一気に不穏な空気が漂い始めました。

森若さんが、平松さんにそうしたセミナーに誘われていたこと、もしかしたら森若さんが不安を抱えていてそういう方向に走っているのではないか?といった憶測までもが流れ始め、ふと耳にしてしまった太陽くんは気が気ではありません。

退社時に待ち伏せしていた彼はストレートに「なにか、力になれることがあれば」と声を掛けますが、森若さんは母親の病気の可能性や、コーヒーサーバの件、平松さんとの会話など、が頭の中を締めていて、彼が心配することとは少しばかりズレたところで考え事をしていました。

「いろいろあるんです。一人で生きていくには覚悟がいるし…!」

「一人で生きてく?」

「はい!」

「なんで決めつけるんですか?結婚だってするかもしれないし…沙名子さんらしくないです!」

「“私らしい”って、何だろう?」

「一人で生きていくなんて、そんな寂しいこと言わないで下さいよ!沙名子さんは一人じゃないです!僕がいくらでも付き合いますよ!なんなら、一生付き合います!」

「一生?」

「はい、一生です!」

「お気遣い、ありがとうございます。失礼します!」

勢いとはいえ、一大決心だったはずの告白がスルーされてしまった太陽くんは、複雑な表情で森若さんの背中を見送ったのです。

ビューティライフプランナー

翌日、会社のパソコンで三並についてあれこれ調べてみると、SNSで多くの女性らが彼女について心酔している様子が見て取れました。

そのセミナーや著書、DVDに心を揺さぶられて自らを奮い立たせる様子が伝わってくるのを見て、森若さんは思い切ってその会社を訪ねました。

直接、三並が対応し、「平松さんのお友達ということで、私が直接あなたの人生に向き合っていきますからね!」と個人カウンセリングを申し出たのです。

あなた自身の生きがいややりがいをみつけることが、豊かな人生に伝わる、と彼女は流ちょうに語りました。

責任をもって対応していきたいから、会員になって欲しい、と言う三並に、森若さんは「会員て、どのくらいいるんですか?」と尋ねると、300人くらい、というのです。

彼女が提示した費用は50万円。

びっくりして固まる森若さんに三並は言いました。

「意識が変われば、人生が変わる…これを高いとみるか、安いとみるかは、貴女の価値観次第よ!」

気づくと、周囲では万札が飛び交う異様な光景があちらでもこちらでも…。

「これは投資よ。自分の輝かしい未来に種をまくの」

森若さんは同じ言葉を平松さんの口から聞かされたことを思い出しました。

ふっと彼女は直感的に質問していました。

「この50万円の内訳を教えてください!」

そんなことを聞かれたこともなかった、という三並は「特に決めていません」といいました。

「私、誰かの力になるのに、制限は求めたくないの」

「では、私は結構です」

そういった森若さんに、今度は三並が固まる番でした。

「目に見えないことに、こんなお金を払うことをそんなに簡単に決められません」

そう言って断って立ち上がった森若さんに、南は「あなた本当に由香利さんのお友達?」と聞きました。

「流されず、随分しっかりしていらっしゃる」

こういう状況だと、多くの場合は断れないものなのだ、と彼女は言います。

「あなた、うちのスタッフにならない?」

“伝統”の意味、そして50万円

変わらずお茶くみを続ける窓花たち。

実はそんな役目をする女子は“玉の輿”ルートだった、というのです。

仕事=婚活というあからさまな目標を嫌悪する女性社員も、少なからずいました。

それが実は天天コーポレーションのコーヒー戦争の裏側であり、“伝統”が意味するものだったのです。

昼休みの屋上で、お弁当を広げていた森若さんに、平松さんが詰め寄りました。

何故断ったのか?勿体無い!と。

“価値観はそれぞれ”と前置きしながらも、平松さんはその主張を曲げることはありません。

そして入会金の50万円どころか、総額で300万円も支払っていた、というのです。

さらに彼女は「ゆくゆくは会社を辞めて、三並さんの所に行く!」とまで心酔していました。

「副社長にならないか?」と勧誘された平松さんは、「パートナーにしたい」という平松の術中にまんまとはまっている、としか思えない口調でうっとりと語るのです。

しかし森若さんは似たようなことを自分も言われたこともあり、釈然としないままその日の仕事を終えたのです。

いつものように会社を出ると、そこで太陽くんが待っていました。

思い切って、森若さんは彼に尋ねてみたのです。

「もし50万円払ったら輝かしい未来が約束されるのだとしたら、払いますか?」

少し考えを巡らせながら、しかし、彼はきっぱりと言いました。

「あり得ません」

未来は、今の自分が決めるものであって、上手くいかないこともあるし、不満もあるし、失敗だらけではあるけれど、今は、ここで生きていて、未来じゃなくて今が一番輝いているんだと思っている、と、彼は笑って答えたのです。

自分に近い考え方をしている人がいたのだ、と森若さんはほっとして、太陽くんと笑みを交わしたのでした。

密談

窓花の連日にわたる攻勢にうんざりしていた新島部長は新発田部長に誘われて昼休みに外に出ました。

蕎麦を食べながら愚痴を履く新島部長は、実はコーヒーが嫌いで、苦痛でしょうがないのだ、というのです。

「地獄なんですよ!コーヒーなんて飲みたい奴が述べばいい!」

そういう新島部長に、新発田部長は“今のサーバーは紅茶や緑茶も飲める”と囁きました。

「それは、良いなぁ!」

コーヒー地獄から解放され、好きな時に好きなものが飲める、とあって、新島部長はうっとり呟いたのです。

二人の部長は、ついうっかり稟議書が通ってしまった!というふりをしてサーバーを設置してはどうだろうか、と密談を交わしました。

なし崩しに決定したそのことを経理部に持ち帰って相談すると、真夕は「わぁ、やり方が汚い!」と苦い顔をしましたが、本当の問題は、その会社と取引をして大丈夫なのか?!ということでした。

森若さんは三並と話した印象などから、その会社と取引をすることをためらう気持ちが大きいのだと正直に話しました。

「まぁ、初めての取引ですし、信用調査をしてみましょうか」

新発田部長が提案し、もし決算書が出されないのであればそのことを理由にもできる、と彼は言うのです。

決算書の問題点

意外なことにすんなり提出されたその会社の決算報告書でしたが。

田倉さんがさらっと見ただけでは特に問題になる項目はありませんでした。

しかし、セミナーに出てみた森若さんが眺めると、数字は違った意味を持ってきたのです。

それらしく細かい金額がいろいろと並んでいましたが。

300人の会員から50万円の入会費を取っていたら、それだけで億を超えます。

しかし、そうした事実は見当たらず、さらにあれほど賑わっていた物販の収支が記載されていなかったこともあって、森若さんは我慢できずに「もう一度、三並社長に会ってきます!」と言って、外出したのです。

そこには平松さんもいました。

同席してもらい、三人で話をしたのですが、矛盾点を突かれると三並の答えはしどろもどろになり、次第にその様子に平松さんも違和感を覚え始めたようです。

厳しめに追求する彼女に、三並が「あなた、いったい何なの?」と怪訝に聞くと、「私は天天コーポレーション・経理部の森若です!」と実に彼女らしく自己紹介をしたのでした。

「天天コーポレーションは、サウス&スター社を信用できないと判断することになると思います」

きっぱりと言った森若さんに、平松さんは何某かを悟ったのでした。

正しい仕事?

結局、三並の会社とは取引はできない、と判断された稟議書は差し戻され、しかし、ほかの会社の製品であれば問題はないだろう、ということになりました。

その夜遅く、平松さんは以前から懸案だった社内のLAN配線工事の立ち合いに残っていたのです。

残業になった森若さんはついでに、と彼女にもお茶を入れて手渡しました。

思い切って、彼女は平山さんに聞いてみました。

「どうしてサーバーを置こうと思ったんですか?」

彼女は、言葉を選びながら答えたのです。

「三並さんに良いところを見せたかったのもある。でも、こういう時、サーバーがあったらいいと思わない?」

工事関係者が多数作業をする風景を見て、彼女は「飲みたい時に、飲みたい人が飲めればいい…女子社員がわざわざ機嫌をうかがってコーヒーを出す必要はない」と言うのです。

「そんなことで褒められるより、褒められる仕事をした方が良い!」

それは彼女の譲れないポリシーでした。

「理解できます。でもコミュニケーションで仕事が円滑にするむ、というのも理解できます」

「あーあ…これが私の現実かぁ…自己投資も将来も、全部台無し!」

目の前でそう言われたら、憮然とするほかはない森若さんです。

しかし、三並に煽られて感じた不安は、実は誰もが持っているものであり、しかし、自分たちにはこの会社があって、きちんと仕事をして、その対価をもらって、そういう現実や、今の生活も悪くない、さえなくても、褒められなくても、一寸先はひかり、という可能性もあるのです。

二人でお茶を飲んだら、強張っていた顔も緩み、平松さんも笑って話を聞いてくれました。

その日の退社時に、ロッカーで森若さんはお母さんに電話をかけていました。

再検査の結果は異状なし。
心配の種は一つ減りました。

営業部に戻ってきた太陽くんと山崎さん(桐山漣)は工事中のオフィスに残業を諦めて会社を出ようとしたところで経理部の面々に会いました。

「沙名子さん!」

太陽くんに名前で呼ばれていることがばれ、ドキッとする森若さんでしたが。

みんなで食事に行きましょう!という提案がされ、なし崩しに付き合うことになったのです。

少しずつ、みんなとの距離感が変わってきた、そんな夜でした。



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【これは経費で落ちません!】4話の感想

見えないお金って、怖いなぁ。

ふとそんな風に思ってしまったのは、ああいう意識高い系のセミナーとか、誘われて断った経験があったから、なのですが。

平林さんが、なんだかつきものが落ちたように表情が変わるのも、凄いなと思いました。

簡単に言ってしまえば、洗脳されたのが解けた、ということだと思うのです。

そういうことに数十万円、数百万円という単位のお金が行きかってしまう、というのもリアルにあることなので、笑えない、という現実があります。

しかし、他の分野では明細が無ければいぶかしむような金額も、こうしたあいまいなものだと一括して50万円ぽっきり、とか。

それはやっぱりおかし過ぎるんだということを森若さんがずばりと指摘してくれてとても小気味よい展開でした。

さて、だんだん森若さんがかわいく見えてきました。

人間らしさを増してきたというか、真夕ちゃんや太陽くんとの距離が縮まって、とてもチャーミングになってきたと思います。

そして、日々を堅実に生きているその姿がまた素敵。

一寸先の光を掴もうと、毎日どっしりと両足で踏ん張っている感がとても好きです。

一週間頑張って、金曜の夕飯には好きなものを食べるとか。

そういうメリハリって大事だよね。

そして自分の仕事にプライドを持っている。

このドラマは、そんな沢山の社会人に対する大きなエールだと思うんですよ。



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【これは経費で落ちません!】4話の視聴者の声


↑そうそう、森若さんはもちろんですが、太陽くんもブレていない。
この二人、噛み合えば最高の組み合わせなのですが、来週なにか動きがありそうですよ!


↑これ、プロポーズですよね?!


↑ということは、原作も読んだらもっと楽しめる、っていうことなんでしょうか。
結末知りたくなくて、我慢している感じなんですが…ううむ、しかし、ツボるなら、読んでみたい…!


↑バズってる?!


↑はい、頑張って生き抜いて、また来週この続きを堪能するのです!


↑”森若さん”というワードにきゅぴん!とアンテナが立ってるみたいでした。

まとめ

今回から登場した平松さんを演じる平岩紙さんはちょっと前までファブリーズのCMで松岡修造さんの妻役を演じていました。

いろんな役をやっていらっしゃいますが、だんだん若くなってきたようで、マジ年齢不詳です。

また、次回登場の熊井さん役の山中崇さんはこちらも大河ドラマや朝ドラで大活躍の名バイプレーヤーです。

ちらりと垣間見えた予告ではまたまた大きな波乱が…お金が絡むと、どうしてもこういう展開になっていくのかなぁ。

そういう世界では、”イーブン”という言葉を愛する森若さん、ほんとうにガチの転職なんだと思うのですよ。



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